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初めての友達

本当に突然のこと。
mixiに1通のメールが来た。
「おひさしぶりです。僕が誰だかわかるかい?こんなところでまた会えるとは前世紀では考えられませんでしたね。…」

驚いた。本当に驚いた。
そのメールをよこした奴ってのは、
実家のマンションの元お隣さん。
1歳のとき今のマンションに引っ越してきてから幼稚園も一緒の組でずーっと一緒に遊んでたはず。
お互い2階で子供部屋のベランダが「く」の字で向かい合っていてよくベランダ越しにおしゃべりをしていたのだが、いざどっちかの家に遊びに行くとなればいちいち玄関を出て階段を下りて隣の階段を上がって…と非常に面倒であった。
いっそのことベランダがつながったらいいのに。なんて思っていた。
当時は体が小さかったが、いつかベランダ越しで行き来しようとお互いたくらんでいた。

小1か小2のときやったかな。
そいつが親の転勤で名古屋(やったと思う)に引っ越すと親から伝えられた。
大泣きしたかどうかは覚えてないが、布団にくるまってもんのすごく凹んでいたのを覚えている。
引越しまでの日が一日一日本当にカウントダウンされているのを感じるのがどうしょうもなくやるせなかった。

そして、そいつは引っ越して行った。
空っぽになったそいつの子供部屋を覗き込みながら、自分のベランダの作の隙間から足をぶらぶらさせてそいつの帰りを待つ自分がいた。
転勤ってのはかならず最後は元の場所に帰ってくるものだと思い込んでいた。

半年ぐらい経った頃か、親に内緒で自分の子供部屋のベランダをよじ登ってみた。
30センチくらい離れた元そいつんちのベランダの柵に手をかけ足をかけ、ようやく初めてベランダ越しにそいつの家に行くことができた。

空っぽになったそいつんちの部屋の中で、
数年越しの目標の達成感より、時がすでに遅すぎたという現実を突きつけられることは、
まだ10歳にも満たない幼い自分には酷なことであった。


今度、そいつと会うことになった。
お互い15年ぶりくらいやし幼少時代の顔しかわからんもんなー。
24・25っつーたらもうおっさんやで(笑)

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コメント

どーも、24.25の同い年の元お隣りのオッサンです。(いや、まだ負けてない!!)

あの半年後、ついにベランダ越えの野望を果たしたのですね。
「男のでかさは野望のでかさ・・・。」
ということは今は身長5メートルぐらいかな?

なにはあれお会いできる日がとても楽しみです。
君なら14年ぶりだろうが60億人の中から見つけられるような気がしないわけでもないですね。

ベランダ越えの野望、覚えてたか!?
あ、身長あんま伸びてません…。
会うの楽しみやー!!

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